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強磁性チューブ渦電流探傷技術(FTECT)

1.概要

本技術は、熱交換器等の強磁性伝熱管を対象とした検査手法です。本手法では孔食及びバッフル部の減肉を高い検査速度で検出することが可能です。【特許取得済】

2.特長

  1. 伝熱管に発生している減肉を高速でスクリーニングが可能です。
  2. 効率的な全数検査により熱交換器全体の減肉傾向の把握が可能です。
  3. 伝熱管の内外面の減肉の判別が可能です。
  4. バッフル部近傍の減肉が検出可能です。

3.適用条件

項目

仕様

適用可能寸法

外径φ19.0mm、公称厚さt2.3mm以下

外径φ25.4mm、公称厚さt3.4mm以下

外径φ50.0mm程度等、その他の外径にも適用可能

詳細は要相談

検出限界

内外面とも減肉率20%t以上

評価精度

±20%(平均誤差)他手法との併用で検査精度が向上

検査効率

400500/日(管長さ6m


熱交換器伝熱管への FTECT 適用状況
熱交換器伝熱管への FTECT 適用状況

適応対象物及び適応目的

対象物
  • 発電設備
  • 石油・石油化学
  • ガス
目的
  • スクリーニング
方法
  • 渦流探傷試験

お問い合わせ

本社
〒550-0014大阪市西区北堀江1-18-14
TEL.06-6539-5821(代表)
FAX.06-6539-5820

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