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渦流探傷試験

原理

導電性のある試験体の近くに交流を通じたコイルを接近させ、電磁誘導現象によって試験体に発生した渦電流の変化を検出して探傷試験を行う方法である。

平板試験体の渦流探傷試験
熱交換器細管の渦流探傷試験

特徴

  • 蒸気発生器、復水器等熱交換器細管の保守検査に適用される。
  • 試験は導電性のある対象物に限られる。
  • 表皮効果のため、対象物は肉厚が5mm以下の細管に適用される。
  • 検出信号から欠陥の種類、深さを推定できる。
  • 多重周波数を用いて支持板信号を消去できる。
試験の実際
探傷信号
深さの定量化
●検出信号の振幅および位相角から欠陥の定量化を行う。
●欠陥深さ評価曲線

適応対象物及び適応目的

対象物
  • 発電設備
  • 石油・石油化学
  • ガス
  • 土木・建築
  • その他
目的
  • 表面欠陥検出
  • 内部欠陥検出
  • 厚さ測定
  • コンクリート構造物調査
  • スクリーニング
  • その他
方法
  • 渦流探傷試験

お問い合わせ

本社
〒550-0014大阪市西区北堀江1-18-14
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